
しつけることにより、愛犬との絆も深まります。誉めるときはしっかり誉める、怒るときはしっかり怒る…とメリハリをつけてしつけを行いましょう。しつけで大切なのは一貫性を持ち、共通の同じ言葉を使ってしつけることです。何か悪さをして、やめさせようとする時に『ダメ』と言ったり『いけない』と言ったり、言葉が様々であれば犬は戸惑います。家族など、しつけをする人は話し合い、共通の言葉で教えるようにしましょう。また、基本のしつけは小さい子犬の頃からトレーニングを重ね教えていくようにしましょう。子犬のうちに覚えておけば後々も役に立ちます。






誉め方の基本はやさしい表情で『ヨシヨシ』や『イイコイイコ』などと言い、名前を呼びながら撫でます。この方法を機会があるごとに行い、『ヨシヨシ』『イイコイイコ』と撫でられるやすらぎと喜びを犬に教えましょう。

スリッパを噛んだり、家具をかじったり…何か悪いことをしているときには『ダメ』や『イケナイ』と一言で済ませましょう。一番重要なのはタイミングです。その行動の直前や直後にタイミングよく叱ることが大切です。しばらく経ってからなど、タイミングを外すと犬は何を言われているのかわからず、意味を理解出来ません。何度も繰り返すうちに、その行動が悪いことだと認識します。
『ダメ』や『イケナイ』の言葉でやめない場合、言葉と合わせて手をたたいたり机や床をたたいて大きな音を出しましょう。音にびっくりしてその行動をやめるはずです。

『オスワリ』と言いながら食べ物やおもちゃを目線より高い位置に持ち上げます。上を向いている時にタイミングよくおしりを押して座らせます。上手に座れたら、誉めてご褒美を与えます。これを何度か繰り返せばすぐに『オスワリ』の意味を理解し、おもちゃや食べ物が無くても座るようになります。
おしりを押して座らせる時に、背中を押してしまうと足を突っ張り座らなくなります。背中からおしりにかけて撫でるように押して座らせましょう。

こちらも食べ物を使って教えるとよいでしょう。まずは『オスワリ』をさせて『フセ』と言いながら鼻先に食べ物を持って行き、真下(床)に食べ物を動かして誘導させます。犬は臭いを嗅ぎたくて自然と『フセ』の体勢になります。『フセ』の体勢になったら誉めてご褒美を与えます。

自分と向かい合わせの状態で『オスワリ』をさせます。『オテ』と言いながら手を出し、足をちょんちょんとつついて、持ち上げるように仕向けます。足を上げたらタイミングよく足先を持ち『オテ』と言い、誉めてご褒美を与えます。『オテ』が出来るようになったら同じ方法で違うほうの足を上げさせて『オカワリ』を教えましょう。

食事やおやつを犬と自分の間に置きます。片手で『マテ』と犬の鼻先に手の平を差出し、制しながら短い時間(3秒程)、待たせます。次に『ヨシ』と言い、許可を与えて食事やおやつを指差し誘導して食べさせます。何度も繰り返し行うと『マテ』を理解し、色々な場面で行動を制止するときに使えるので必ずマスターさせておきましょう。

自分から犬が少し離れた場所にいる時に名前を呼び、『コイ』や『オイデ』と言いながらおもちゃやおやつを見せて呼び寄せます。こちらに十分に近づいたら誉めておもちゃやおやつを与えます。何度も繰り返し練習すると言葉だけでこちらに戻ってくるようになります。ドッグランなどノーリードで遊ぶ場所へ連れて行くときは、必ずマスターしてから 連れて行くようにしましょう。
しつけのご褒美におやつを使うと、犬も集中し、楽しく練習することが出来ます。ただし、練習を重ね、おやつを与えすぎてカロリーオーバーにならない様、注意しましょう。1回のご褒美は少量で十分です。なるべく小さくして与えるようにしましょう。